穀潰し的読書録

チラシの裏にでも書いておけ

2019-01-01から1年間の記事一覧

【読書録3】『愛という病』中村うさぎ

週刊誌での連載をまとめたエッセイ集である。もともと「容姿の悩みとの付き合い方」を書くときに何か参考になることがあるのでは、女性特有の考え方があるかもしれないと思って図書館から借りてきたのだが、読み終えるよりもそっちを書き終える方が早かった…

【雑談】人生の長さが足りなすぎるという話

新たに雑談というカテゴリを追加してみた。雑記については何らかのトピックに関して、自分の主張やとにかく言語化したいことやらを、しっかり文章を練ったうえで発信する場として利用したい。雑談についてはそこまで硬くならずに、ぬるーく自分の思っている…

【読書録2】『不幸論』中島義道

幸福とは、思考の停止であり、視野の切り捨てであり、感受性の麻痺である。つまり、大いなる錯覚である。世の中には、この錯覚に陥っている人と、陥りたいと願う人と、陥ることができなくてもがいている人と、陥ることを諦めている人がいる。ただそれだけで…

【雑記】容姿の悩みとの付き合い方

天賦の才としての外見 僕は世の中のあらゆる能力や特性といったものは、生まれつきの素質で決まる部分と、環境や個人の努力で決まる部分があると思っているのだが、その中でも個人の容姿というものはほとんど生まれつきのものに由来する特性だと言ってよいだ…

【読書録1】『武器としての決断思考』瀧本哲史

ブログの設立から一週間経ったのだが、決して本を読むことをサボっていたわけではない。このブログで最初に書こうと思っていた本はそのあまりの長さのために挫折し、 次に手を出した本は自分にとって難解であるがために挫折してしまった。このために最初の本…

【雑記】僕が部活動を好きになれないことついての考察

はじめに 僕はどうも部活動というものが好きになれない。実際、僕は高校時代、残す大会は最後の高体連のみというタイミングで所属していた陸上部をやめ、大学に入ってからも、新歓にこそ行ったものの、やはり違うと感じて運動部に入ることは無かった。しかし…

【読書録0】そうだ、本を読もう。

人生における後悔や、やっておけばよかったことなどは数えてみればたくさんあるのだが、僕の古くからのコンプレックスとして、今までちゃんと本を読んでこなかったことがある。自分自身、教養のある方だとは思わないし、自身の価値観や考え方にこだわり、凝…